2011年02月28日

一番人気(^^♪

こんにちはface02
シーズン日田店の古川です。

午前中の雨も上がり、まだまだ曇り空ですが、時折日差しも出ていましたicon01
今週はまた少し寒さが戻ってきそうなので、体調を崩さないよう、一週間乗り越えましょうface01

今日は久しぶりに修理についてお話しますicon53
当店で(おそらく他店の修理屋さんでも)一番ご依頼の多いカカト交換icon194
カカト交換には幾つか種類がありますicon53
紳士靴では、ゴムのタイプとゴムと革のコンビのタイプがあり、
婦人靴では、カカトの広いタイプとピンヒールに大きく分けられます。

その中でも、ピンヒールの修理についてご紹介しますface01

before
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片方のゴムが取れてしまい、金具が出てきています。
残っているゴムもヒール本体が削れる手前まで擦り減って
います。


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こちらはゴムが両方取れていて、
ヒール本体まで削れています。
この場合は補修代がかかり、ヒールも少し低くなります。


パートナーと言うと大袈裟ですが、私が作業をする上で欠かせないのが
この機械ですicon50
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古いゴムを取り外し、新しいゴムを取り付ける為に
ヒールを平面に削りますicon53
丸くなっている所にヤスリがセットされていまして、
かなりの高速回転で、硬いヒールも難なく削れますicon194



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わかりにくいかもしれませんがicon10
こんな感じになりますface01


それから、元のカカトゴムと同じような、金具のついた部品をヒールに打ちつけますicon100
部品は少しオーバーサイズなので、ヒールの形に合わせて整えますicon194
その作業も先程の機械で行いますicon53
写真はわかりづらいですが、奥側にも小さいヤスリがあり、最後はそのヤスリで整えますface01

after
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修理が出来ましたicon97
(最後にゴム用のインクを塗って完成です)


カカト交換は、出来ればヒール本体が削れる前にお持ちいただいた方が良いかと
思いますface01
補修代もかかりませんし、ヒールの高さも変わりませんので、靴のバランスが
保たれますicon194
ヒール本体が削れても修理は可能ですが、あまりに削れていると、修理をしても
歩きにくさが残ってしまいますface14icon10
また、ヒールカットという修理でも、ヒールを削るのは1㎝を上限としていますので、
カカト交換の平面に削る作業で1㎝以上削らなければならない場合は、
お断りすることもございますのでご了承ください<(_ _)>

ピンヒールの場合は、歩いていて、コツコツという音がカンカンというような金属音になったら
交換のサインですicon53
ゴムが擦り減ったまま歩いていると、靴も変形してしまいますので、なんでもないところで
足首をひねったり・・・なんていう可能性もありますface14icon88
たくさん歩く方は、2週間に一度くらいでいいので、チェックしてみてくださいface01

ほかのカカト交換の修理についてもまた紹介します(^^)/


Posted by クリーニングハトヤ at 17:38│Comments(0)
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