2011年02月28日
一番人気(^^♪
こんにちは
シーズン日田店の古川です。
午前中の雨も上がり、まだまだ曇り空ですが、時折日差しも出ていました
今週はまた少し寒さが戻ってきそうなので、体調を崩さないよう、一週間乗り越えましょう
今日は久しぶりに修理についてお話します
当店で(おそらく他店の修理屋さんでも)一番ご依頼の多いカカト交換
カカト交換には幾つか種類があります
紳士靴では、ゴムのタイプとゴムと革のコンビのタイプがあり、
婦人靴では、カカトの広いタイプとピンヒールに大きく分けられます。
その中でも、ピンヒールの修理についてご紹介します
before

片方のゴムが取れてしまい、金具が出てきています。
残っているゴムもヒール本体が削れる手前まで擦り減って
います。

こちらはゴムが両方取れていて、
ヒール本体まで削れています。
この場合は補修代がかかり、ヒールも少し低くなります。
パートナーと言うと大袈裟ですが、私が作業をする上で欠かせないのが
この機械です

古いゴムを取り外し、新しいゴムを取り付ける為に
ヒールを平面に削ります
丸くなっている所にヤスリがセットされていまして、
かなりの高速回転で、硬いヒールも難なく削れます


わかりにくいかもしれませんが
こんな感じになります
それから、元のカカトゴムと同じような、金具のついた部品をヒールに打ちつけます
部品は少しオーバーサイズなので、ヒールの形に合わせて整えます
その作業も先程の機械で行います
写真はわかりづらいですが、奥側にも小さいヤスリがあり、最後はそのヤスリで整えます
after


修理が出来ました
(最後にゴム用のインクを塗って完成です)
カカト交換は、出来ればヒール本体が削れる前にお持ちいただいた方が良いかと
思います
補修代もかかりませんし、ヒールの高さも変わりませんので、靴のバランスが
保たれます
ヒール本体が削れても修理は可能ですが、あまりに削れていると、修理をしても
歩きにくさが残ってしまいます

また、ヒールカットという修理でも、ヒールを削るのは1㎝を上限としていますので、
カカト交換の平面に削る作業で1㎝以上削らなければならない場合は、
お断りすることもございますのでご了承ください<(_ _)>
ピンヒールの場合は、歩いていて、コツコツという音がカンカンというような金属音になったら
交換のサインです
ゴムが擦り減ったまま歩いていると、靴も変形してしまいますので、なんでもないところで
足首をひねったり・・・なんていう可能性もあります

たくさん歩く方は、2週間に一度くらいでいいので、チェックしてみてください
ほかのカカト交換の修理についてもまた紹介します(^^)/

シーズン日田店の古川です。
午前中の雨も上がり、まだまだ曇り空ですが、時折日差しも出ていました

今週はまた少し寒さが戻ってきそうなので、体調を崩さないよう、一週間乗り越えましょう

今日は久しぶりに修理についてお話します

当店で(おそらく他店の修理屋さんでも)一番ご依頼の多いカカト交換

カカト交換には幾つか種類があります

紳士靴では、ゴムのタイプとゴムと革のコンビのタイプがあり、
婦人靴では、カカトの広いタイプとピンヒールに大きく分けられます。
その中でも、ピンヒールの修理についてご紹介します

before

片方のゴムが取れてしまい、金具が出てきています。
残っているゴムもヒール本体が削れる手前まで擦り減って
います。

こちらはゴムが両方取れていて、
ヒール本体まで削れています。
この場合は補修代がかかり、ヒールも少し低くなります。
パートナーと言うと大袈裟ですが、私が作業をする上で欠かせないのが
この機械です


古いゴムを取り外し、新しいゴムを取り付ける為に
ヒールを平面に削ります

丸くなっている所にヤスリがセットされていまして、
かなりの高速回転で、硬いヒールも難なく削れます



わかりにくいかもしれませんが

こんな感じになります

それから、元のカカトゴムと同じような、金具のついた部品をヒールに打ちつけます

部品は少しオーバーサイズなので、ヒールの形に合わせて整えます

その作業も先程の機械で行います

写真はわかりづらいですが、奥側にも小さいヤスリがあり、最後はそのヤスリで整えます

after


修理が出来ました

(最後にゴム用のインクを塗って完成です)
カカト交換は、出来ればヒール本体が削れる前にお持ちいただいた方が良いかと
思います

補修代もかかりませんし、ヒールの高さも変わりませんので、靴のバランスが
保たれます

ヒール本体が削れても修理は可能ですが、あまりに削れていると、修理をしても
歩きにくさが残ってしまいます


また、ヒールカットという修理でも、ヒールを削るのは1㎝を上限としていますので、
カカト交換の平面に削る作業で1㎝以上削らなければならない場合は、
お断りすることもございますのでご了承ください<(_ _)>
ピンヒールの場合は、歩いていて、コツコツという音がカンカンというような金属音になったら
交換のサインです

ゴムが擦り減ったまま歩いていると、靴も変形してしまいますので、なんでもないところで
足首をひねったり・・・なんていう可能性もあります


たくさん歩く方は、2週間に一度くらいでいいので、チェックしてみてください

ほかのカカト交換の修理についてもまた紹介します(^^)/
Posted by クリーニングハトヤ at 17:38│Comments(0)