ハトヤのクリーニング物語

こんにちは
シーズン日田店の古川です。

雨が続いてなんだか気分までどんよりしてしまいそうですね
暦の上では立春も過ぎ、春に向かっているようではありますが、まだまだ寒さは続きそうです(>_<)
体調に気をつけて寒さに負けないように頑張りましょう

さて、靴クリーニング・修理の割引キャンペーンも終盤です
靴をお持ちいただくお客様から、よくお問い合わせを頂くのですが、家ではどういうふうに仕舞っておけばよいのか、とお悩みの方が多いようです
簡単に言いますと、仕舞いっぱなしにしておくのはキケンです
カビが発生する原因になりますし、もっと放っておくとカビがシミのようになってしまいます
そうなると、いくら革専用の洗剤を使用しても落とすことができなくなります
履く度に洗った方がいいとは言いませんが、時々靴箱に風通しをすることだけでも大きく違ってきます
ブーツやサンダルなどの季節物は箱に仕舞っておく方もいらっしゃるかと思いますが、これも時々出して陰干しをすることをお勧めします
バッグも同じですね
ご購入されたときに、通気性の良い不織布の袋が付属されていることが多いのですが、仕舞いっぱなしになっていては、結局カビが発生してしまいますのでご注意ください

革だけでなく、靴のカカトゴムや底材も劣化します
あまり履いていないのに、久しぶりに出してみたら靴底がボロボロ・・・
シーズン前に購入して、いざ履こうと思ったらカカトが欠けた・・・
など、「まだ新しいのに何で」というようなトラブルに遭う方も少なくありません
これは、ほとんどがウレタン素材の劣化です
ウレタンは軽量化には適していますが、加水分解による経年劣化で、履いても履かなくてもポロポロと欠けてしまったり、ひび割れが起きます
女性用のカカトゴムにも、ウレタンが配合されているものがあり、少し引っかかっただけでポロッと欠けてしまう事があります
これも同じく劣化で、大切に仕舞っておいたのに履けなくなってしまったとお持ちいただくお客様もいらっしゃいます
もちろん、修理可能ですので、お気軽にご相談くださいませ（*^_^*）

季節物やフォーマルシューズは出番に限りがありますので、こまめにチェックしてみてください
普段用の靴は、数足をローテーションしてとにかく履くことで、靴の状態もわかりますし、意外と長持ちに繋がるかもしれません

キャンペーンは今月23日までです
まだまだ間に合いますので、ぜひお持ちくださいませ（*^_^*）
お待ちしております<(_ _)>